メガネのレンズを拭くのが苦手

メガネのレンズを拭くのが苦手だ。

一日の終わりにメガネの汚れを取る。
メガネクリーナーをレンズに吹きつけ、水でゆすぎ、ティッシュで水を拭き取る。メガネのブリッジを左手で持ち、右手にティッシュ。指がレンズに触れないように細心の注意を払う。
ただ、残念ながらどんなに気をつけても指紋がつきがちである。特に右手が勢い余ってティッシュからはみ出る。
しかしもっと気になるのが、レンズに浮き上がったティッシュの軌跡だ。汚れがちゃんと落ちていないのだろうか。拭いても油のようなものが伸びて、レンズが曇っていく。
ところがこれを不織布のメガネ拭きで拭くと、結構きれいになる。しかしこのメガネ拭きの手触りがゾッとして苦手なので、あまりやりたくない。結果、うす汚れたメガネをかけがちである。

暮しの手帖社から出ている「暮らしのヒント集」という本に、お年寄りはなかなか自分のメガネをきれいにするのが難しいので、メガネを拭いてあげると喜ばれますというようなことが書いてあったが、私も誰かにメガネを拭いてもらいたい。