世の中とのズレを感じた時

中3の時、女子の同級生がみんなトイレで水を流しながら排泄をしていることを知って、びっくりしたことがある。
その行為にではなく、いつのまにか自分以外がそうしていたことに驚いたのである。授業などではもちろん教わっていない。
それまで私は、誰だってトイレには行くのだから、音がするのは当たり前で恥ずかしくないのが共通認識だと思いこんでいた。
いろいろと窮屈な世の中(学校生活)だけれども、トイレでありのままに排泄音を響かせる時、この世の中も捨てたもんじゃないとすら思っていた。
なので、それを知った時の失望感と、恥ずかしさは大きかった。